カリフォルニア州アナハイムのディズニーランド・リゾートで観たショー&パレードの中で、最も思い出深いワールド・オブ・カラーのこと(内容、ダイニングパッケージ、ファストパス、鑑賞場所について)をまとめます。
ワールド・オブ・カラー セレブレート!
カリフォルニア・アドベンチャー・パーク(CA)内、ミッキーの顔が描かれた観覧車があるパラダイス・ピアのラグーンにて行われる夜のショーが『World of Color(ワールド・オブ・カラー)』です。
勢い良く噴き出す広大なウォータースクリーンに映し出される鮮やかな映像、音楽、カラフルな光の演出など最新技術と特殊効果が素晴らしいショーが、現在60周年のスペシャルバージョン『World of Color Celebrate!(ワールド・オブ・カラー セレブレート!)』として公演されています。
感想・内容【※ネタバレあり】
ショーを観た感想としては、とにかくすごい!スケールに圧倒された!!という感じでした。
幸運にも最前列の中央付近で観れたということもありますが、大迫力の演出に思いっきり引き込まれ、とても興奮・感動し、「これを観るために私はカリフォルニアまで来たんだ…!!」と強く思いました。
内容について、60周年ver.よりも通常ver.の方が良いという口コミも見掛けますが、通常のワールド・オブ・カラーを観たことがなくいきなりセレブレート!を観た私たちとしては60周年ver.がとても気に入りました。
まず、ウォータースクリーンの映像にホスト役の俳優さんが登場し「♪Celebrate the ~」と歌い出した瞬間に早くも感動が。なぜかというと、そのフレーズは東京ディズニーシーのバレンタイン・ナイトでお馴染みだった大好きな曲、「Magical Moments(マジカルモーメント)」の冒頭部分なのです。
その後、ミッキーマウスの誕生~「白雪姫」にはじまるディズニー&ピクサーの長編映画作品の数々~「アナと雪の女王」でエルサが「Let It Go」を力強く歌い上げるシーン~ディズニーパークの象徴的なアトラクションの数々~「スターウォーズ」を映像と音楽で振り返ります。
ディズニー映画の懐かしく大好きなシーン・音楽を迫力の演出とともに楽しめるのはもちろんのこと、パークのアトラクションの映像・ライドミュージックは東京ディズニーランドでも馴染み深いものばかりで一緒になって口ずさんでしまったし、その日アナハイムのパークを巡った思い出も蘇ってきました。
「Let It Go」のシーンは大迫力のワールド・オブ・カラーの演出ととても合っていてすごかったのと、「スターウォーズ」のシーンになると観客たちが大盛り上がりで現地での人気の高さがうかがえます。
後半、昔のディズニーランドやウォルトさんの映像とともに流れるボブ・ディランの曲のカバーソング「Forever Young(フォーエバーヤング)」もすごく良い雰囲気で、好きになりました。
…と、大満足で興奮冷めやらなかったので、パーク滞在2日間のうち元々予定していた初日だけでなく翌日もワールド・オブ・カラーを観ることにしたのでした。
ダイニングパッケージ
滞在初日は、レストランでの食事とワールド・オブ・カラーの専用鑑賞エリア入場券がセットになったダイニングパッケージを予約していました。
* ダイニングパッケージの予約について ⇒ 『*DLR*【準備編】GW・価格重視の60周年アナハイム旅行』
食事
ダイニングパッケージ対象のレストランは3つありますが、選んだのはその中で一番リーズナブルなWine Country Trattoria at the Golden Vine Winery(ワイン・カントリー・トラットリア)。
ランチの時間帯に行きました。
地中海庭園をイメージしたイタリア料理のレストランです。
店内は落ち着いた雰囲気。
料理はダイニングパッケージ専用のコースです。
好きな前菜とメインが選べるプリフィクス形式のランチコース。
はじめに出てきたパン。
前菜はサラダを選びました。
4種類から選べるメイン料理のひとつ、じゃがいものニョッキ。
最後に出てきたデザート(2人分)。
パン・サラダ・メインで既にお腹いっぱいだったのでちょっと重かった。。
食事の際に受け取った専用鑑賞エリア入場券。
この日のワールド・オブ・カラーは20:30開始で、
20:15までに優先入口へ行くように書かれています。
鑑賞エリア
ダイニングパッケージ専用の鑑賞エリアは、下の図でピンク色に塗った部分です。
*現地でよく観察していた旦那さんが記憶を頼りに作成してくれました。
入場券に書かれているpreferred entranceとは、リトルマーメイドのアトラクション「The Little Mermaid~Ariel’s Undersea Adventure」の建物前の図で黄色く示した位置に、キャストさんが看板を持って立っておりそこに列が作られます。
ダイニングパッケージの中でもCarthay Circle Restaurant(カーセイ・サークル・レストラン)で食事をした人の入口は別で、もう少し右の場所でした。
私たちはショー開始の1時間ほど前に入口へ向かいました。
その時には既に入場を待つ列ができていて、5組目ぐらいに並んだと思います。
少し待つと入場が開始し、最前列の、図で星印をつけた場所を取ることができました。
公演中は1列目から立ち見で鑑賞します。
その場所から撮ったラグーン水面の写真です。
水の吹出口がたくさんあります。
一番手前にあるのは水ではなく煙の吹出口でした。
ショー中、大量の水が噴き出し風にのって飛んで来るので、前方の場所で観る場合は濡れる覚悟が必要です。
荷物がすっぽり入る大きめのビニール袋があると便利ですね。
私たちは隣の方がやっているのを真似して、持っていたレジャーシートで荷物を覆って濡れるのを防ぎました。
また初日鑑賞した後、2日目の鑑賞時に頭から被って使えるように、ディズニーランド・パーク(DL)で売っていた大きめのバスタオルを買いました。
ディズニーキャラクターたちがパークに遊びに来ている様子のデザインがすごく可愛い!
ミッキーハットを被ったりしてみんな浮かれています♡
60周年ダイヤモンド・セレブレーションのデザインもありました。
1枚$25ですが、2枚買うと合計$35(+税)とお得。
日本で普通に売られているバスタオルよりサイズが大きいです。
最前列は水に濡れながらの鑑賞ですが、その分迫力は満点で病みつきになります。
そんなに並ばず中央の最前列というとても良い場所での鑑賞も可能なダイニングパッケージは、絶対にオススメです!
ファストパス(FP)
翌日はダイニングパッケージを予約をしていなかったので、当日ファストパスを発券しました。
発券
事前にインターネットで調べると、ファストパスには「YELLOW」エリアと「BLUE」エリアの2種類あることが判明。
下の図のとおりエリアが分かれていますが、初日のようにウォータースクリーンに対して正面で迫力を感じながら鑑賞するには「YELLOW」エリアの方が良さそうです。
ということで「YELLOW」エリアのファストパスを狙うために、開園待ちをして朝一番で発券所へ向かうことに。
場所は、グリズリー・ピークにあるアトラクション「Grizzly River Run(グリズリー・リバー・ラン)」のファストパス発券所と同じ場所です。
大きなクマが目印です。
この日はグリズリー・リバー・ランは休止していました。
機械ではなく、キャストさんが立っていて人数を伝えるとその分の枚数を手渡ししてくれます。
受け取ったファストパスに書かれていたエリアは…なんと「YELLOW」ではなく「BLUE」!
この日のカリフォルニア・アドベンチャーは、ディズニー直営ホテル宿泊者のみが開園時間より1時間早く入園できるエキストラ・マジック・アワーの実施日だったので、それを利用して先に入園し発券した人達の分で「YELLOW」エリアは埋まってしまったのか?
それか「YELLOW」と「BLUE」をランダムで配布しているのか?そうだとしても同じグループの人には全員分同じ色を渡さなければならないはずで、可能性があるとしたらキャストさん2人で配布していたので、先ほど受け取ったのとは違うもうひとりのキャストさんからもらえば「YELLOW」が手に入る??
諦めきれず、もう一度列に並んで先ほどとは違う方のキャストさんから受け取ってみました。(ごめんなさい。入園に使用したチケットを確認するわけでもないし、人数も自己申告制なので余分にもらうことはできちゃいます…)
しかし、また「BLUE」。残念です。
結局、配布の順番は「YELLOW」→「BLUE」なのか、「BLUE」→「YELLOW」なのか、ランダムなのか真相はわからずじまい。
私たちは「YELLOW」エリアの方が観やすくて良さそうと思いましたが、もしかしたら、ちょっと後方から全体的に見渡せて水にも濡れにくい「BLUE」エリアの方が優先して配布されるのかもしれません。
鑑賞エリア
気を取り直して、「BLUE」エリアの中で一番良い場所を狙うことにしました。
初日にダイニングパッケージの入場列に並んだ時に見えた様子だと、ファストパスの列の方が混雑していたので、気合を入れて3時間ほど前にラグーン周辺に到着。
しかし、まだ看板を持っているキャストさんもいないし、列もできていません。
近くにいたキャストさんにファストパスを見せて聞いてみても、「準備ができたら案内がはじまるから20時(ショー開始1時間前)に来てね。」と言われてしまいました。
確かにファストパス券面にも「20時~21時の間に来るように」と書いてありますが、前日の様子だと、ショー開始1時間前にはファストパス入場待ちは既に長い行列でした。
案内がはじまった瞬間に列に並ぶため、仕方なく、近くで様子を伺いながら待つことにしました。
「BLUE」エリアのエントランスは、下の図の①の位置に看板を持ったキャストさんが立ちます。
目印は、橋の手前にあるピンバッジを売っているワゴン。
その向かいの辺りが入口になります。
この周辺には、私たちと同じく休憩しているフリ(笑)をしながら
案内がはじまるのを待っているライバル(笑)達が数組いました。
おそらくショー開始の2時間前ぐらいになったタイミングで、入場口が設置され列の案内がはじまりました。
図の②の位置を先頭に、横幅6人程度の列になって待機します。
(この間、入口のキャストさんに伝えれば列を出て再度戻ることもできました。)
ショー開始の1時間前ぐらいに鑑賞エリアへの入場がはじまったと思います。
今回も最前列で、ウォータースクリーンに対する角度などを考慮し、図の星印をつけた場所で鑑賞しました。
感想としては、やはりダイニングパッケージのエリア~「YELLOW」エリアの方が、ウォータースクリーン全体がよく見えて、より迫力を感じることができると思います。
水もあまり飛んでこないので、ほとんど濡れませんでした。
早く発券すれば必ず「YELLOW」というわけでもなさそうなので難しいですが、ファストパス鑑賞エリアで私がオススメするとしたら「YELLOW」エリアの最前列です!
DLRに行ったら一度といわず何度でも観るべき
ワールド・オブ・カラーは世界中にあるディズニーパークの中で、カリフォルニア・アドベンチャーでしか観ることができません。
ディズニーランド・リゾートに行ったら必ず観るべきだし、一度観たらまた観たくなる素晴らしいショーです。
長時間の飛行機旅やアメリカンなフードなど大変なことも色々あったけど、私はこのショーを観れたことだけでもアナハイムまで行った価値があったと思っています!